相談者は、妻のモラハラとも取れる言動に悩んでいた。
特に最近目立つようになった浪費を指摘すると、手がつけられなくなるほどの反応を示すとのことだった。
さらに、家事もおろそかになりがちであり、相談者は日中の妻の行動を全く把握していないという。
そのため、浪費の実態や浮気の可能性を含め、妻の行動を知りたいと考えていた。
妻が浮気をしていた場合には証拠を収集し、浮気相手の情報を取得すること、また日中の行動を監視し、金銭の使い道を確認することを目的として、調査を実施することとなった。

午前中、妻が外出するのを確認。向かった先はパチンコ店だった。
遊技をしている様子を見ていると、妻の隣に男性が着席し、仲睦まじく会話を交わしていた。
夕方頃、２人はパチンコ店を退店し、男性の自宅へ入るのを確認。
妻の男性宅の滞在時間を考慮し、依頼者には更なる浮気の証拠収集、男性についての情報収集を提案。
別の日には、朝から男性の車でドライブする様子も確認。
ほぼ毎日のように２人が接触していることが確認され、パチンコ店で妻が男性に金銭を渡している様子も確認された。
なお、男性が日中に働いている様子はなかったが、深夜帯にアルバイトをしていることが確認された。

調査終了後、速やかに報告書および調査動画を作成し、依頼者に報告を行った。
報告時には、調査動画を依頼者とともに確認しながら、報告書と照らし合わせて妻と男性の具体的な様子を詳細に説明。
また、実際に調査を担当した調査員が現場での状況について口頭でも補足説明を行った。
調査中の簡易的な報告で依頼者は離婚を決めており、すでに弁護士にも相談しているとのことだった。